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質政治家・石原慎太郎の監視小屋
石原慎太郎の言動 -この危険な政治家を監視する-

五輪の歴史を傷つけた!石原慎太郎の欺瞞に満ちた東京オリンピック招致

掲げた大会理念
自ら招いた戦争への反省のもと、戦争放棄をうたった憲法を採択し、戦後60年一貫して平和を貫いてきた日本で開催することで、平和の尊さを世界に訴える
<==> 石原発言
「私はあの憲法を認めません」「(憲法前文は)醜悪だ」「(前文や9条の平和主義は)他国の人間が見たら皆笑う」
「何であれ、いつでも(核を)軍事技術に転化できる技術力を持っていることは国家として重要なことです」「(9.11テロに)報復は当然」「日本は堂々と戦争したっていい」「憲法の拘束もへちまもない。」「日本は再武装しなければならない」「(領海侵入船は)撃沈すればいい。」「日本は堂々と新しい兵器を作ってどんどん売ったらいい」「日本が生きていく道は軍事政権をつくること」
東京オリンピック招致活動 特集ページ
東京の資格】【石原前都知事が考える招致活動のあり方】【巨額の税金無駄遣い】など

死の商人 三国人発言 戦争 ババア発言 侮辱 都政私物化 北朝鮮ミサイル当たれば良い 罵倒 ブチ切れ 差別 税金の無駄遣い 偏見 テロに共感 いじめ 憲法違反宣言 恫喝 自衛隊 国連憲章バカ 日本の恥 国威発揚オリンピック 品性 反市民 中傷 恫喝 教育破壊 罵倒 原発 軍事政権 銀行 死ぬ気で戦え 津波は天罰 豊洲汚染 4期目に立候補 核兵器 歴史歪曲

石原慎太郎の考察、ほか
 石原慎太郎に冠する言葉-石原慎太郎を一言でいえば?-
石原慎太郎の感覚-発言から見る石原慎太郎の人間性-
三流作家の言葉の重み
総合防災訓練ビッグレスキュー東京2000をめぐって
差別主義者・石原慎太郎の正体
検証:バカが口癖?-石原慎太郎の罵倒癖-
パロディ:石原慎太郎撲滅作戦
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石原慎太郎を理解するために
石原慎太郎言動録 見出し一覧

時期別:
1999年以前の言動録 魚網はヨットの邪魔だから運輸大臣任期中に取り除かせる...
2000年の言動録 北朝鮮のミサイルが1発落ちてくれたらいいと思う...
2001年の言動録 わざわざ来てやったのに。君らが悪い。これは君らのせいだぞ。帰る...
2002年の言動録 そんなことになったら、おれのメンツがないじゃないか...
2003年の言動録 (テロで)爆弾を仕掛けられて、当ったり前...
2004年の言動録 日本の兵士が死亡するのを見れば国民は怒り、結束し、政府を支持するだろう...
2005年の言動録 今ごろ国連憲章なんて、まともに信じているバカいませんよ...
2006年の言動録 オリンピックを招致する意義は国威発揚のため...
2007年の言動録 (核を)作らぬ持たず持ち込まずって、それで済むんですか...
2008年の言動録 私が最初から社長ならもっと大きな銀行にした...
2009年の言動録 東京の財政は痛くもかゆくもない...
2010年の言動録 与党は帰化した子孫が多い...
2011年の言動録 これ(津波)はやっぱり天罰だと思う...

最近の言動より

2011年の言動録から、【私は原発推進論者です】現実認識力の欠落度★★★★★命を危険にさらす度★★★★★
東日本大震災で、深刻な高レベルな放射能漏れなどを起こしている福島第一原発事故に関して、

私は原発推進論者です、今でも
「日本のような資源のない国で原発を閉ざしてしまったら日本の経済は成り立たない。10メートルの津波やマグニチュード9など誰も想像できなかった。原発を冷静にとらえるべき」

(2011年3月25日、佐藤雄平・福島県知事と会談後、報道陣に対して)

コメント:実際には、2006年に共産党議員が衆院予算委員会で今回の事故を的確に予見する質問をしていたり、2009年の済産業省の審議会で専門家から、約1100年前に起きた地震の解析から再来の可能性を指摘されていた。コスト効率などから「想定外」のまま放置されていたのだろう。
そう言った現実を冷静にとらえることなく、都民・国民の命を危険にさらす政治家など無責任の極みだ。
参考:「日本の原子力発電所の管理体制は世界で一番」「東京湾に造ったっていいくらい日本の原発は安全だ」(過去の発言より)
【刈羽村原発住民投票】 【増殖炉は人類の夢発言】 【築地市場の豊洲移転問題】

2011年の言動録から、【「津波は天罰」発言】無神経度★★★★★傲慢度★★★★★
【発言】
2011年3月14日、蓮舫節電啓発担当相との会談後に記者団から東日本大震災の国民の対応について問われて、

「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね、我欲をやっぱり一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」

【撤回を拒否】
14日夕方に都庁で行った記者会見で、記者から「被災された方にとっては非常に不謹慎な発言だと思うが」と撤回の意思を問われても、発言を撤回しない考えを示して、

日本に対する天罰だ。大きな反省の一つのよすがになるんじゃないですか。それしなかったら犠牲者たちは浮かばれない」
あの時申し上げたでしょうが。『被災された方には非常に耳障りな言葉に聞こえるかもしれないが』と(前置きで)言ったんじゃないですか


言ったという「前置き」は実際には発言していなかったが、厚かましくも記者に対して次のように文句を付けた。
正確に人の言うことを聞いて、正確に聞き取って、正確に報道してもらいたい

コメント:配慮も思いやりも無い、被災者の心情を踏みにじる発言は、不謹慎 無神経の極み。このような言葉を発する人物は、作家としても政治家としても不適格であろう。
【ようやく陳謝】

「『天罰』という言葉に、添える言葉が足りなかった。撤回し、深くお詫びします」

(15日昼の記者会見で)

【しかし・・】
マスコミに責任を転嫁するような発言を繰り返す

(天罰発言について)「言葉だけを引き抜いてマスコミが使うのはフェアじゃないと思う」
(2011年03月22日、4期目の立候補表明を受けて原宿・ニコニコ本社にて開催された会見で)

片言隻句をとらえて批判するのは報道として卑劣だ」「福島県民に罪はない。国民全体の罪だ」
(2011年3月25日、佐藤雄平・福島県知事と会談後、報道陣に対して)

コメント:むろん、全文を聞こうと、また、どんな言葉を添えたところで、発言の不謹慎さ、無神経さは変わらない。その後の発言を見ると謝罪は選挙向けの形ばかりだったのかと思う。
石原知事は最近、日本人の「我欲」が横行しているとの批判を繰り返していた。
【「日本人が欲に飲み込まれたのはアメリカのせい」発言】
問題発言のマスコミなどへの責任転嫁も常習犯
【「三国人」発言】 【「三国人」発言に開き直り】 【ババア発言】 【テロあたり前発言】 【三流作家の言葉の重み】
選挙向けでしかなかった謝罪の例
【前頭葉の退化した老人が都知事に再選】
天罰発言の際には、同時に次のような発言もあった

残念ながら無能な内閣ができるとこういうことが起きる。(1995年の阪神大震災の際の)村山内閣もそうだった

コメント:批判と災害を結びつけるトンデモ論で、石原氏の非論理性を裏付ける。あえて石原氏の論理を適用するなら、石原氏が都知事選に再度出馬すると表明した直後の大震災は、我欲にまみれた都知事への天罰と受け取れるだろう。
参考:【デタラメな防災意識】

2010年の言動録から、【同性愛者「やっぱり足りない感じ」】
2010年12月3日、表現の自由を脅かすと批判の強い都青少年健全育成条例改正案の成立を求めるPTA団体による要望書提出を受けて

「子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者の連中が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている。

さらに、2010年12月7日、3日の発言の真意を記者に問われて、

「(過去にサンフランシスコで)ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」
(同性愛者のテレビ出演は)「それをことさら売り物にし、ショーアップして、テレビのどうのこうのにするってのは、外国じゃ例がないね

民族差別、人種差別、女性差別、障害者差別、同性愛者差別。石原発言はまるで差別の見本市になっている。

参考:【シール事件 第一秘書現行犯逮捕その後の発言】【「三国人」発言【同性愛差別】ババア発言】【人種差別】【「人格あるのかね」発言】【男女平等いい加減にしてくれよ】【国連人権委員会報告】【怪しげな外国人発言】【ネットカフェ難民はファッション発言】【前頭葉の退化した老人が

これらの発言には米人権団体などからも非難声明が届いた。
「もしニューヨーク州知事がこんな発言をしたら、辞任に追い込まれる」「政治家が、こんな発言をしても生き残れるのは、日本だけ」との声も。
もちろん石原発言の「外国じゃ例がない」なんて部分も、遺伝云々同様、いつもの根拠を持たない思い込み発言に過ぎない。
コメント:石原氏の同性愛者蔑視は、遺伝的な要素まで持ち出しており、「優生学」思想で同性愛者を迫害したナチス・ドイツを連想する。折しも発言は「人権週間」の最中に行われており、東京都製作の「平成22年度啓発活動強調事項(「広報東京都」内)」には、「性的指向を理由とする差別をなくそう」との項目もあった。
知事が旗振り役の「都青少年健全育成条例改正」の危うさは、確信犯的に繰り返される知事の差別発言で改めて浮き彫りになった。

2010年の言動録から、【「与党は帰化した子孫多い」発言】
2010年4月17日、自民党を中心とした地方議員らによる永住外国人への地方参政権付与などに反対する集会で

「この中に、帰化された人とかね、お父さん、お母さんが帰化されて、そのお子さんって議員さんいますか」
「国会は随分多いんだね、調べてみると。インターネットの情報を見るとね。それぞれ検証しているんでしょうけれど、与党を形成しているいくつかの政党の党首とか、与党の大幹部ってのは、調べてみると多いんですな
ご先祖への義理立てか知らないが、日本の運命を左右する法律をまかり通そうとしている」

この発言の「党首」とは社民党の福島瑞穂党首を指すと見られ、福島氏は事実無根とした上で「帰化した人は日本人であり、日本人と完全に同等の権利義務がある。問題とすること自体、人種差別ではないか」と指摘した。

石原氏の差別主義を示すほかの例:【シール事件 第一秘書現行犯逮捕その後の発言】【「三国人」発言】【ババア発言

同じ席では「日韓併合は韓国側が選んだ」「彼らにとって屈辱かもしれないけども、そう悪い選択をしたわけではない」と、またしても、1910年の韓国併合を正当化する発言をしている。
参考:【日韓併合は朝鮮人の総意発言】【韓国植民地支配を美化

コメント:実際のところ、永住外国人への参政権付与に反対する主張の多くは、このような偏見や根拠のないデマ、差別意識に基づいている。
(福島党首からの抗議に対して)
「いや、私は何も彼女を特定したわけじゃありませんから。一種の総論として言ったわけですから」
「(福島党首は)不快な感じに言われるなら、そうでないということを自分で戸籍を明かしたらいい」

(発言の根拠について)
「情報を明かせと言われたら、多すぎていつ誰が言ったか、さっぱり分かりませんな

(2010年4月23日定例記者会見にて)

コメント:これまでにも無責任で差別的な発言の例には枚挙にいとまがない人物だが、無責任にもほどがある。石原知事の情報リテラシーの欠如を如実に物語っているが、前の週には下記のような発言もあった
「これまでは人間は、書籍を読むということを通じて自分で考える力を養ってきました。しかし、急激にメディアが多様化して読書をめぐる環境が大きく変わってきた中で、物を考える力が弱まっていますな」「若い人たちが情報をインターネットに頼る。(中略)過剰に摂取した情報の整理までを情報に頼る。その価値判断までを情報に頼るというね。(中略)一種のこの、メディアに対するリテラシー(情報を読み解く力)の問題だと思うんだけども

(2010年4月16日定例記者会見にて)

コメント:なんだ、このオチ。

2008年の言動録から、新東京銀行問題
都が税金から1000億円を出資し、07年9月中間期の決算で累積損失が936億円に達するなど破たん状態の新銀行東京に対して、これまで「考えていない」としてきた発言をひるがえし、追加出資を数百億円規模で実施する考えを表明。

「この銀行は旧経営陣によって、ちょっと常識から外れた運営がなされたんですね」

(経営陣を任命した知事自身の任命責任について問われて)
 「これはしかし、要するに財界に諮ってですね、経団連のある重鎮から推挽を受けて、私たち、安心してこの方を引き受けたんですけどね。その人の能力を審査する、こっちはその知識も能力もありませんし。これはやっぱり日本を代表する経済界の推挽というものを私たち信用して、引き受けざるを得ないんじゃないですか

(2008年2月15日、定例記者会見にて)
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追加出資に反対する都民の声が8割にのぼることへの感想を問われて「都民の方々は詳細を知らない」などと批判逃れに終始。
知事が私財を投じてでも責任を取るべきだ、という意見について「法律の体系の中でどういう責任があったかで、心情的に言われても世の中に通る話じゃない」と不愉快そうな顔。

(2008年3月7日、定例記者会見にて)
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「銀行を発案したのは私だが、私がプランをつくったわけではない
「決まった人事を了承したが、私がこの人間をと決めたということではない
私が最初から社長ならもっと大きな銀行にした

(旧経営陣を非難して)「聞く耳を持たぬ唯我独尊という姿勢ではだめだ

「マスタープランを運転するのは運転手(経営者)。その才覚で自動車をあちこちにぶつけて、こういう体たらく、傷だらけになっちゃった」

(2008年3月11日からの都議会予算特別委員会で)

コメント:醜い責任転嫁のオンパレード。「聞く耳を持たぬ唯我独尊」とは誰のことか。
新銀行への出資予算を審議した2004年3月の都議会では、石原知事は「今回出資する一千億円が、やがては数兆の値になると信じております」(3月2日)などと答弁しており、徹頭徹尾トップダウンで設立を強行した上にここまで放置してきた知事がもっとも重大な責任を負っていることは言うまでもない。旧経営陣に責任を転嫁する知事の姿勢に対し、旧経営陣からは「都などが作った当初計画に沿った事業をした」と反論の声が上がった。
同行の社外取締役には都OBや石原知事の知己も入っていたことや、都自身が2006年6月の株主総会で融資拡大を当時の経営陣に求めたことも判明している。

都が押しつけた過大な経営計画に縛られ、ずさんな融資を繰り返した結果が経営悪化につながった。

これまでの発言
2004年2月 経営陣にすぐれた人材を各界から迎え、開業3年後には総資産1兆6千億、自己資本比率は邦銀トップクラスの13%を目指す (都議会にて)
2005年8月 目算の狂いはあるが、現況の中で私は順調にいっていると思う (会見で目標の下方修正について)
2006年6月 間違ったことをしていると思わない(会見で赤字200億円の初年度決算について)
2006年12月 いろんな手違いもあったし、見込み違いもあった。大株主としてものを言って、3年先の目的が達成できるよう努力する (会見で累積赤字456億円の中間決算について)
2007年春 「2年で経営を立て直す」 (3期目の知事選で)
2007年6月 決して責任転嫁をするつもりはないけれども私も金融の専門家ではない。進むも地獄、引くも地獄のところまで来て、乾坤一擲前に向かって打って出る以外にない (会見で累積赤字849億円の2期目決算について)
- 2008年3月5日、「東京中小企業家同友会」は、会員を対象にした調査で、62%が「中小企業のために役立っていない」と回答した、と発表。

- 2005年の開業から3年間で役員17人が辞任していたことが判明(3月10日朝日新聞報道)。初期に辞めた役員は放漫経営の見直しを訴えたが聞き入れられず、任期途中の辞任や不再任になった、と複数の元幹部が証言。

- 2008年3月10日、内部調査による経営悪化の原因についての報告書を公表。計画の妥当性を検証する部分は無く、設立を発案した石原知事や都関係者の責任にも触れず。
<報告書に対する都議会各会派の反応>
民主・田中良幹事長「無能な旧経営陣の暴走が経営悪化の原因という内容だが、銀行設立そのものが暴走。旧経営陣が暴走せざるを得ない状況を作った発案者の知事の責任が最初に問われるべきだ」
共産・吉田信夫幹事長「よく恥ずかしげもなく旧経営陣にすべてを押し付ける報告書を出せたのものだ」
生活者ネット・大西由紀子幹事長「『仁司さん(元代表執行役)が悪い』という責任転嫁が多く、品がない。(設立時に)行政としてどこまで精査したのか疑問。

- 予算特別委員会で共産党の吉田信夫議員の追求で、新銀行設立時のマスタープラン原案にあったデータを都幹部が「三年後赤字」から「大幅な黒字」に書き換えたことが明らかに。

- 3月末に都から400億円を追加出資する議案が可決。出資金調達のために発行した都債の利払いに100億円要るため、都は銀行に税金から合計1500億円を投じることになった

参考:【「慎太郎銀行」経営ピンチ】 【慎太郎銀行の赤字膨らむ】

2006年の言動録から、都政私物化と税金無駄遣いについて
共産党都議団による調査が口火を切り、海外出張などの際に都条例で定められた規定を大幅に超える高級ホテルに宿泊するなど、税金の無駄遣いが常態化していることが次々と指摘された。

- 1999年の就任以来、19貝の海外出張のうち資料が入手できた15回分で費用は計約2億4350万円
- 条例の規定の数倍、ときには6.6倍もの高額なホテル代
- 2001年9月のワシントン出張では、1泊で26万3000円のホテルに宿泊
- 2001年6月のガラパゴス諸島への出張では206万円をかけて大型クルーザーを5日間借り切り、諸島を見物。出張費用の総額は1400万円を超えた。知事は後日「(都議選の応援が)面倒くさいからガラパゴスへ行っていた」と語った。
- 2006年5,6月のロンドン・マン島出張ではオリンピックの調査は実質約一時間半で、マン島でのオートバイレース見物を含め、3600万円
- 随行した特別秘書の航空運賃は条例が規定するビジネスクラスでなくファーストクラスを利用。同行した夫人の宿泊費なども公費で賄われていた


石原知事が就任以来2億4000万円の海外出張費を使っていたことを共産党都議団が会見で明らかにした日(2006年11月16日)の、石原知事の報道陣に対するコメント:

知らないよ、私は。そういうことは事務局に言ってくれ。何も豪勢な旅行しようと思って行っているわけじゃない。直すところがあったら直したらいいじゃないですか」

条例規定額を超える宿泊料支出を巡っては、2006年6月の東京地裁判決が、2001年9月の米国出張に関して「事前に都人事委員会との協議をしていなかった」と判断して、石原知事に差額分の返還を命じている。
【東京地裁判決「ホテル代高過ぎ」】
石原知事が規定額を大きく上回る海外出張を重ねていた問題について質問されて、

「完全に事務局任せですからね。私はどのホテルに泊まりたいとか、どうこうしたいと言ったことはありません。」
「私は別に官費でする旅行には注文つけたことはありません

(2006年11月24日、記者会見で)

朝日新聞の特集記事「おごる『大統領』−知事権力」(2006年12月10日付)などによると、知事はホテル宿泊の際、エレベーター横の部屋だったため「エレベーターの音がうるさくて眠れないじゃないかっ!誰だ!この部屋を用意した馬鹿者は!」と都の職員を怒鳴りつけたことがある。都職員らは『神経質な知事に気をつかった結果、あんな高額になってしまった』と声をそろえている。
コメント:折悪しく(?)2006年11月、石原慎太郎企画・監修で『もう、税金の無駄遣いは許さない! - 都庁が始めた「会計革命」』という本が出版された。世間ではタチの悪い冗談かブラックユーモアと受け止められたようだ。
参考:【都政私物化 - 身内重用】 【40万円返還を命じる判決「単なる接待」】 【前頭葉の退化した老人が都知事に再選】

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Reference:
毎日新聞
朝日新聞
東京新聞
しんぶん赤旗
共同通信
時事通信
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