差別主義者・石原慎太郎の正体

1982年の選挙運動中、対立する同じ自民党候補であった故・新井将敬氏のポスターに「’66年北朝鮮より帰化」というシ ール3000枚を張って回り、第一秘書が現行犯逮捕されるという事件があったが、その後もさらに石原慎太郎は次のような差別発言をしている。

 

週刊新潮記事 「選挙民も知らなかった帰化『韓国人』の『代議士』当選」より (1986年7月24日)

「皆、割と鈍感だけど、帰化した人が代議士になるのは憲政史上初めてのことなんですよ。差別とか偏見とかではなく、原則論として考えなければいけない問題があると思うんです。一つは日韓関係で激しい摩擦が生じた時、いったいどちらの国益を優先させるのか(*1)、ということです。新井氏の原籍が北か南かよく分かりませんが(*2)、いずれにしても、日本と韓国の間には教科書問題や竹島の領有問題があるし、漁業権もいつも問題になっている北は日本を敵視する大変な国ですしね(*3)

(*1) 国や国籍を超えて手を携える方策を考えることこそが政治家の務めではないか。石原慎太郎の政治家としての底の浅さを露呈する発言だ
(*2) 北か南かよく分からないのに「北朝鮮より帰化」というシールを張ったのか? ではなぜ彼は北朝鮮としたのだろうか?
(*3) 石原慎太郎の側こそが常日頃から偏見を持ち敵視していることは疑いない。これは相手に責任を転嫁する卑怯な発言

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